キム・スヒョンの私生活問題浮上によりモデル契約を解除 コスメブランド社が提起した損害賠償訴訟が11月に開かれると現地で報道
今年2月に死亡した韓国女優・キム・セロンさん(当時24歳)の遺族による暴露などで、活動中断を余儀なくされている俳優のキム・スヒョンに関する裁判の一つが、11月に本格的に動き出すことが判明したと22日、現地メディアのSTARニュースが報じた。
同メディアは、ソウル中央地方裁判所が11月21日、韓国ヴィーガンコスメブランド社(以下、コスメ社)が、キム・スヒョンと所属事務所・ゴールドメダリストを相手取り提起した、5億ウォン(約5千万円)相当の損害賠償訴訟の初口頭弁論期日を開く予定だと伝えた。同訴訟は今年4月に訴状が受理され、7カ月を経て裁判が開始されることとなったという。
同コスメ社は今年3月、公式SNSを通して「キム・スヒョンとの広告モデル契約を、解除することが決定した」と明らかにし、注目を集めた。実際の契約期間は、2025年8月までだったという。
コスメ社は当時「ともに仕事をしてきたパートナーとしての関係および、契約上の信義誠実の原則を守ることが正しいと判断したため、キム・スヒョンと所属事務所の公式声明があるまで、モデル契約解除を即時に行うことは難しかった」「その後、所属事務所の立場表明を確認した結果、広告モデル契約を履行することが困難な重大事由だと判断し、弁護士を通して関連契約解除の手続きを公式的に進行している」「ブランドの追求する価値と消費者の信頼を守るため、このような決定を下した」と発表した。
一方のキム・スヒョンも、故人の遺族とYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」運営者のキム・セイを相手取り、120億ウォン(約12億円)相当の損害賠償訴訟を提起しているが、裁判の日程はまだ決定していないという。
