「俺たちの箱根駅伝」来年日テレで連ドラに 原作・池井戸潤氏「渾身の一作」正月の風物詩の裏側描く
日本テレビは18日、直木賞作家・池井戸潤氏(62)の小説「俺たちの箱根駅伝」を来年、同局系の連続ドラマとして放送すると発表した。放送時期は未定。
ドラマが描くのは、正月の風物詩である箱根駅伝の裏側。どん底から勝利を目指す大学陸上競技部のランナーと監督、走りを生中継するテレビ局員たち、それぞれの熱い物語だ。池井戸氏は「『箱根駅伝』に関わる全ての人達へのリスペクトを胸に、彼らに負けない熱量をもってひたすら書いた、まさに渾身の一作です」と明かし、「もう二度と、こんな小説は書けないでしょう」という。
ドラマ化に向けては「視聴者の皆さん、そして読者の皆さんも、ひとりのランナーとなってタスキをつなぐ友情と信頼、そして意地と執念がぶつかり合う全10区、217・1キロを駆け抜けてください」と呼びかけた。
