【玉木代表】グラグラ…「維新は決断が早い」指摘の青山和弘氏に「聞きたい」と逆質問 「議員定数1割削減、で変わってきたのかな」newsおかえり生出演
大阪・ABCテレビ「newsおかえり」が17日、放送され、国民民主党・玉木雄一郎代表がリモートで出演した。
日本維新の会が自民党との連立に向けた政策協議を始めたことについて「この急接近、正直驚いた?」と聞かれた玉木氏は「正直驚きました」と明かし、「ガックシ、というか、驚いたということです」「ちょっと残念」などと説明した。
元日本テレビで政治ジャーナリスト・青山和弘氏は「まずは玉木さんが今回の臨時国会前は連立入るの難しい、まずは様子見よう、ってなったところに“隙間(すきま)”があったと思う」と急転直下の維新の動きについて指摘。「維新は動きが早い、決断が早いところがある。一方で、玉木さんは連合とか支持母体である労組のことを考える必要がある。難しい側面があったのではないか」と話した。
MCの横山太一アナウンサーから「自民・維新の枠組みの中に、国民が新たに加わることはないのか?」と質問されると、逆に「青山さんに聞きたいんですが。(維新が)『議員定数1割削減』を言い始めてちょっとまたね、変わってきたのかな、と言う気がしています」と質問返し。
続けて「連立なのか、それ以外の形態なのかも含めて…」と言葉を探し、「連立まっしぐら、と私、よく言ってたのですが、どうもまっしぐらでもなくなってくる要素も出てきてるのかな。とにかくここは、自民・維新が…の前提でうちがどうこうするよりも、自民と維新がどうなるのか、ここを正直見定めたいと思っています」と話した。
その上で「どういう形になっても、我が党、国民は、政策重なるところが高市体制になって増えてると思ってますので、どんな形になろうと、我々も協力したいと思ってますし、自民党側から協力してほしいとメッセージいただいてますので、政策本位で協力するところは協力していきたいと思っています」と“高市自民”にラブコールを送るような発言も飛び出した。
玉木氏が出番を終え、感想を求められた青山氏は「やはり玉木さんは、政策的には自民党に近いというのは明確でしたね」と一言。「でも維新とくっついてると、自分がそこに乗っかって行く時に、存在感が問われる。だから維新と自民がうまくいかないでほしいな、みたいな雰囲気もちょっと感じる所があって…」と苦笑いでコメントしていた。
