国民・玉木代表「維新は決断したのに国民民主は決断できない」批判に答える
国民民主党の玉木雄一郎代表が17日、Xを更新。「維新は決断したのに国民民主党は決断ができない」という批判に答えた。
自民党と日本維新の会が急接近したことを受け、政局のキーマンとずっと言われ続けていた国民民主党の姿勢について一部ネットなどでは批判の声が上がっているが、玉木代表は「一つ一つ確認しながら連携のあり方を決めていきます」というタイトルの文書を投稿。
「維新は決断したのに国民民主党は決断できない、といった批判をいただきます」と切り出し、高市総裁とは「強い日本経済を取り戻したとの思い」は共有しているとし「年収の壁を引き上げたいとの総裁の思いも本物だと信じています」とした上で「ただ、岸田内閣のとき、国民民主党は、トリガー条項凍結解除を実現してもらえると信じて本予算にも賛成しましたが、できませんでした」と裏切られた歴史を説明。
また、石破内閣でも「文書まで交わして三党で合意したにもかかわらず、ガソリンの暫定税率廃止や年収の壁の178万円を目指した引き上げは未だ実現していません」と約束を反故にされている事実も改めて記した。
「自民党は大きな組織です。総裁がOKでも簡単にできないことがあります。だからこそ、今度は、3党合意の『実現』を見定めてから、次に進もうと決めています」とつづり「こうした過去の経緯も踏まえつつ、国民民主党は、一つ一つ確認しながら連携のあり方を定めていく方針です」と訴えた。
最後に「ポストには興味はありません。あくまで『対決より解決』。政策本位です」と改めて主張していた。
