韓国人気俳優の主演ドラマ 中国撮影が中止か 制作陣は「確定していたものはない」とコメント
韓国ガールズグループ・miss Aの元メンバーで女優のスジ(31)と、俳優のキム・ソンホ(39)が主演を務めるディズニープラスのドラマ「幻惑」の中国撮影が不発に終わったと15日、韓国メディアのOSENが報じる中、ドラマ制作陣がこれを否定したと伝えられた。
「幻惑」は1935年の京城(現在のソウル)を舞台に、魅惑的な女性(スジ)の肖像画の依頼を受けた画家(キム・ソンホ)が、時が経つにつれ明らかになる女性の正体と神秘的な事件に魅了されていく物語で、26年に公開を予定している。
これに先立ちOSENは「幻惑」側が当初、今月中に中国ロケ撮影を計画していたが、現地事情により全てキャンセルされ、国内地方撮影に集中していることが確認されたと伝えていた。
その後ディズニープラスは、同メディアの取材に応じ「まだ確定していたものはなく、撮影地は検討段階だ。今後、ロケ地に関する確認は難しい」と明かしたという。
しかし現地のドラマ業界では、ディズニープラスの別のオリジナルドラマ「北極星」の反中論争が原因ではないかという疑惑が、提起されていると伝えた。同作ではチョン・ジヒョン演じる主人公に、朝鮮半島情勢をめぐる周辺国の利害関係についてのセリフが登場し、一部の中国ネットユーザーから「中国に対する歪んだ認識を植え付けている」と批判され、チョン・ジヒョンがモデルを務める製品のボイコット騒動にまで話題がおよんでいた。
