「ばけばけ」いよいよ出てきた松野家のヤバさ 銀二郎に同情の声 勝手に秘密を聞かされただけなのに【ネタバレ】

 15日に放送されたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」では、松野家のヤバさがいよいよ露呈されてくる。

 この日の「ばけばけ」は、傳(堤真一)の看病について、何もできないタエ(北川景子)に代わって、トキ(高石あかり)が看病を申し出る。女工としての仕事の合間に、朝昼晩の食事の支度などを請け負うことになった。

 更に仕事が増えたトキの体を心配する銀二郎(寛一郎)だが、祖父の勘右衛門(小日向文世)は、「無理をしてでも看病してまいれ」と言って送り出す。勘右衛門は、跡取りとなった銀二郎を厳しく指南。随所に銀二郎の戸惑いが見え隠れする。

 さらにトキの帰宅が遅くなった日、心配した司之介(岡部たかし)が、フミ(池脇千鶴)に、傳がトキに、タエの子だということを明かしてしまったのではないか…と言ってしまう。その部屋にはもちろん銀二郎もいる。トキの出自を知ってしまった銀二郎は思わず椀を落としてしまう。

 ここで初めて銀二郎が家にいたことに気付く松野家の面々。勘右衛門はすぐに「何も聞いちょらんよな?」と脅し、「何も聞いてません」という銀二郎に「うそつけ!なぜおった!」と無茶苦茶ないちゃもんをつける。

 そして「いずれ当主になる男じゃ。よう聞け」として、トキの出自を改めて説明。そして「寝言でも言うなよ?!」と絶対にトキに言うなと口止めする。

 婿にも関わらず、まったく敬われる感じもなく、勘右衛門による厳しい指導と、働かされまくる日常に放り込まれた銀二郎。この日は部屋にいても気付かれないという、存在感のなさに、ネットは「松野の家がね、妖怪に見えてきたんですよ。銀二郎だけが人間に見えてくる」「銀二郎さんの立場。入り婿居場所なさすぎてかわいそう」「貧乏だけど賑やかで愛に溢れた松野家の恐ろしい姿がどんどん見えてくる」「松野家のヤバイ所がゆっくりとじわりじわりと銀二郎さんを追い詰めていく。このおどろおどろしさがまさに怪談」などの声が上がっている。

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