韓国人ピアニスト 韓国での生活「地獄にいるようだった」「首を絞め合い、絶対にその手を離さない雰囲気」インタビューが話題

 韓国のピアニストで、現在は米ボストンで留学生活を送っているイム・ユンチャン氏(21)がかつて海外メディアのインタビューで、故郷での生活について否定的な発言をしたことが話題になっていると14日、韓国メディアのウィキツリーなどが報じた。

 記事によると8月22日(現地時間)、イタリアの有力日刊紙であるラ・レプッブリカに掲載されたユンチャン氏のインタビューで「韓国が恋しくはないか」という質問に「いいえ」と返答しているという。

 ユンチャン氏は「韓国で送った最後の学生生活は、苦痛でしかなかった。地獄にいるようだったし、死にたいとも思った」「今は公演がある時だけ、(韓国へ)帰っている」と説明したと伝えた。

 その理由に「韓国は狭くて人口が多く、競争が激しい」「全員が前へ出たいと思っていて、時にはそのために他人を傷つけることもある」と明かしたという。また「僕が17歳くらいの頃、(ピアノで)名が知られるようになると、政治家や実業家までもが(僕に)不要な圧力をかけてきた」「それにより、大きな悲しみに陥った」と吐露したことを伝えた。

 この投稿に、ネット上では共感のコメントが多く寄せられたとし「入試は本当に厳しい」「芸術・体育系だから、嫉妬やけん制が異常だっただろう」「韓国は互いに首を絞め合い、絶対にその手を離さない雰囲気がある」などの反応を示したとした。

 ユンチャン氏は7歳でピアノを始め、藝苑学校を首席で卒業後、韓国芸術総合学校音楽院に入学。2019年の「イサン・ユン国際コンクール(ピアノ部門)」で優勝し注目を集めると、22年には「第16回 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で史上最年少(18歳)優勝を果たした。

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