演出家の顔を持つベテラン俳優 初共演の元人気アイドルに「ドキドキしちゃう」 名女優と同姓同名がゆえに

 俳優の宅間孝行と昨年12月にモーニング娘。を卒業した石田亜佑美が14日、大阪市内でタクフェス第13弾「くちづけ」(来月24日~26年1月8日、梅田芸術劇場シアタードラマシティほか)の合同取材会に出席した。

 「タクフェス」初挑戦となる石田の印象について宅間は「非常にクレバーだなと。打てば響くタイプなので。けっこういろいろ打ってるんですけど、全部はね返してくれる」と稽古開始前から期待を込めた。

 さらに宅間は石田の名前についても注目。「僕の中で『いしだあゆみ』さんと言えば」と、ヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」の冒頭を引用しながら3月に亡くなった俳優・いしだあゆみさんと同姓同名であることに驚いたことを明かした。

 そろっての番組出演で名前を一緒に呼ばれた際には「この世代としては、“いしだあゆみさん”が隣にいるのかなとちょっとドキドキしちゃう」と告白し、石田をタジタジにさせていた。

 「くちづけ」は宅間が作・演出を手がけ、13年には映画化された名作。5年ぶりの再演で、初演から主演を務める俳優の金田明夫と宅間自身が出演するのは今回で最後となっている。12月18~21日に梅田芸術劇場シアタードラマシティで開催される大阪公演のほか、6都市で上演予定。

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