【高市自民】麻生氏の「前代未聞の新たな戦略」で大逆転と青山和弘氏「私も読み切れなかった」「レバレッジ」

 7日に放送されたカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」では、自民党総裁選を特集。大方の予想を覆して、高市早苗総裁が誕生した裏側を分析した。

 元日本テレビ政治部で政治ジャーナリストの青山和弘氏は「小泉(進次郎)陣営に緩みが出た、っていうのと、党員票、党員の意思を踏みにじっていいのか、っていうプレッシャーは想像以上に強かった」と指摘。キングメーカーぶりを発揮した麻生太郎元首相については、「麻生さんも最終的な決断はしていなかった。今回、小泉さんでもいいんじゃないかといっていた」。ところが、高市氏支援に「心変わりした理由」を、「小泉さんの周辺にいる人たちがどうも気にいらない」ということだったと分析する。

 具体的には今月3日に「(麻生氏に)以前ほど影響があるとは思えない」と発言した平将明デジタル大臣と、木原誠二氏の名前を挙げた。

 そんな中、「高市陣営から『人事は麻生さんにお任せしますから』というメッセージが」出てきたという。「最後、麻生さんがものすごい戦略をたてて…、この戦略は私も読み切れなかったんですが、なんとギリギリ決戦投票でひっくり返すという大逆転になった」とする。

 具体的には「最後は、1回戦で小林(鷹之)さんと茂木(敏充)さんに(票を)分散させて、決戦(投票)で、ほとんどの票を持って行く」というものだったと指摘。「麻生さん、20票ぐらいしか(票を)持っていないんですけど、それを60票にして、決選投票で高市さんに送る、というレバレッジを効かせるという、新たな戦略で、というのは前代未聞だった」と読み切れなかった戦略を、驚きをもって解説していた。

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