SHOW-WA 香港での初海外ライブ4000人盛り上げた 井筒雄太「幸せな時間」
昭和歌謡グループ・SHOW-WAが7日、香港コンベンション&エキシビションセンターホール5BCで初の海外ライブを開催した。会場にはSHOW-WAタオルやスティックライトを持った日本からのファンの姿もあり、約4000人が来場した。
海外初ライブに緊張した様子だった6人。ステージに登場すると大歓声に迎えられ、デビューシングル「君の王子様」を、「外せないピンキーリング」、「DESIRE」とSHOW-WA盛り上げソングの全3曲を披露した。
「君の王子様」のセリフ部分は向山毅(37)が広東語で歌唱し、「外せないピンキーリング」のダンス部分では、SHOW-WAコールも響いた。最後の曲「DESIRE」では、香港の観客も一緒に口ずさんでいた。日本の歌謡曲が香港でも浸透しており、初パフォーマンスのSHOW-WAも受け入れられ、会場一体となった。
香港総領事の三浦潤大使も観覧に駆けつけ、メンバーとも記念撮影。三浦大使から「J POPを世界に広めてほしい」と激励された。
メンバーの青山隼(37)は6日の香港入り後、日課の1時間のランニングをライブ前日も当日も欠かさず。向山はライブ当日の朝もホテルのフィットネスジムに行って筋トレ。体調を崩していた寺田真二郎(42)は現地で中華を食べて完全復活。全員が万全の状態で本番に臨み、最高のパフォーマンスを見せた。
初海外でもあった井筒雄太(34)は「最初は僕たちのことを知らない人が多いのかなと思い、盛り上げることができるかと不安だったのですが、いざステージに立ってみたら、皆さまが非常に温かく、大きな歓声やたくさんのペンライトを振ってくれている姿を見て、めちゃくちゃ盛り上げてやる!と火が付きました」と振り返った。
曲中には広東語にも初挑戦。井筒は「3曲目は『DESIRE』を歌わせていただいたのですが、観客の皆さんが知っている反応をしていたので、日本の昭和歌謡は世界的にも人気なんだなと思うとともに、僕たちのコンセプトである『昭和歌謡を現代に』という部分で、今僕たちがこのステージに立っている意味を感じることができました」と手応え。「最後のあいさつで、青山のあいさつが少しぎこちない部分も、皆さまが温かく拍手で見送ってくださってとても幸せな時間でした。今僕たちは、日本武道館のステージに立つことを目標にしていますが、いつの日にかまた今日の香港のステージにも立てるように頑張っていきたいです。本当に貴重な経験をありがとうございました」と感謝した。
海外にも活躍の場を広げ、改めて人気の高さを示し、今年こそ目標のNHK紅白歌合戦出場の期待が高まる。12月21日にはSHOW-WA&MATSURIのディナーショーをグランドプリンスホテル新高輪「飛天」で開催する。
