佐藤浩市 3時間でドラマ会見→TV生出演→映画イベント登場のフル回転 ユーモアまじえ舞台あいさつ
俳優・佐藤浩市が4日、東京・新宿で行われた、映画「アフター・ザ・クエイク」の公開記念舞台あいさつにクワトロ主演を務めた鳴海唯らと出席した。
同イベントは午後3時40分ごろにスタートしたが、佐藤は午後1時から赤坂で行われた自身が出演するTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」を含む、10月期の同局系ドラマ3作の合同会見に出席。その後は生放送番組にも登場し、休む間もなく異なる作品のイベントに立て続けに出演することとなった。
今作は25年前に発売された村上春樹氏の傑作短編集「神の子どもたちはみな踊る」にオリジナル要素を加えたもの。全6編の内、4編を元に今年4月に放送されたNHKドラマ「地震のあとで」と物語を共有し、時系列が異なる主人公4人を結ぶシーンを加えて30年という年月を描いた。
佐藤は「今日は本当にお足元の悪い中、ありがとうございます」とし「この映画は、見終わって外に出たらカラッと晴れている、というような映画ではございません」とユーモアたっぷりにあいさつ。「雲の隙間から少し晴れをのぞけるような、いちるの望みを感じていただく、そしてそれを話す。そういう作品です。ぜひ気に入っていただけたら、友人の方々、家族の方々に広めていただけたらうれしく思います」と呼びかけていた。
