LUNA SEA・真矢 カムバック約束 脳腫瘍&大腸がん公表後初の公の場 妻・石黒彩が見守る

 5人組ロックバンド・LUNA SEAのドラマー・真矢(55)が27日、地元の神奈川・秦野で行われた観光イベント「第78回秦野たばこ祭」(28日まで)に出席。8日に脳腫瘍とステージ4の大腸がんと診断されていたことを公表してから初の公の場となった。車いす姿の真矢は地元民からの熱い声援に立ち上がり「ドラムのスティックを持てる日が必ず来ると思うのでそれまでちょっと待っててください!」とカムバックを約束。そばには、妻で元モーニング娘。の石黒彩(47)の姿もあった。

 病気の公表から20日。真矢は「幼い頃から欠かさず参加してきた」という地元の祭りに姿を見せた。

 法被に帽子姿。車いすに座り、右手にはつえを持った状態で登場すると、大勢の地元民から「真矢さんありがとう!」「頑張れ!」とエールが熱く送られた。真矢はその言葉一つ一つに耳を傾け、うなずき「ありがとう」と感謝を口にした。

 そのまま地元民との記念撮影を終えると、声援に応えるかのように車いすから立ち上がり、メガホン片手に「必ず復帰して、ドラムのスティックを持てる日が必ず来ると思うのでそれまでちょっと待っててください!」と力強く宣言。「この通り元気ですので、安心してたばこ祭りを楽しんで!今日はどうもありがとう!」と笑顔を見せた。

 その後は、子供が太鼓を体験する場所に移動。同祭りは「6歳の頃からバチを握り自分のドラムのルーツにもなってます」といい、バンドの仕事が決まる前から「この2日間は毎年空けてもらうようにしている」ほどの思い入れを持つ。「それくらいとにかくお祭りが一番好きなんです、大事なんです」と強調した。

 23年からは同市のふるさと大使を務め、地元民と「秦野祭囃し社中」という演奏集団を結成するなど、祭りがライフワークとなっている。それだけに「秦野たばこ祭だけは、例年とは違う状況にはなりますが少しでも参加したかったので無理を言って参加しました」と明かした。

 そばで妻・石黒が見守る中、最後には「快復祈願」と書かれた祈願札が貼られたみこしの上に立ち、拍子木を使って一本締めを力強く披露。登場から1時間。最後まで着丈に振る舞い、祭りを盛り上げた。

 真矢は8日に脳腫瘍を公表。20年にステージ4の大腸がんと診断されていたことも明かし、7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を併用して活動を続け、2月に東京ドームで開催した結成35周年ツアーの最終公演まで出演していた。今後は放射線治療に臨むという。

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