AKB48・白鳥沙怜 15歳「もっと視野を広げたい」19期研究生 ステフィン・カリー愛も全開

 持参したNBAのステフィン・カリー選手のユニホームを手にする白鳥沙怜(撮影・堀内翔)
 持参したNBAのステフィン・カリー選手のユニホームを手にする白鳥沙怜(撮影・堀内翔)
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 AKB48の19期研究生・白鳥沙怜(さり)が10日に15歳の誕生日を迎え、さらなる飛躍への意気込みと将来への思いを語った。初めての後輩となる20期研究生も加入し、最年少ではなくなったことで「15歳の1年はもっと視野を広げたい」と見据えた。さらに、AKBバスケ部としての活動にも意欲を燃やした。

 15歳でもはっきりとした話しぶりにポテンシャルの高さがにじむ。これまでグループ内で最年少だったが、20期研究生で白鳥よりも年下メンバーの近藤沙樹(13)の加入により先輩となった。「今までは先輩についていけばいいと思っていたし、同期もみんな年上なので頼ればいいと。でも、後輩ができてからはしっかり自分も主体的に行動を考える意識が出てきた」と心境の変化を語った。

 AKB48には13歳で加入し、昨年3月のお披露目から1年半が過ぎた。「自分にとって初めての経験ばかりで、毎日が新鮮だったので本当に長かったようで、あっという間な1年半でした」と振り返った。

 同期では、年上ではあるが、すでに伊藤百花(21)や花田藍衣(20)が選抜メンバー入り。白鳥は「選抜にいる同期メンバーが自分より前にいることは意識している。同期がもう選抜なのかって落ち込んだこともある」と認めつつ、「でも今、自分がやるべきことは学業との両立。そこは前向きに捉えて同期も頑張っているから私も頑張らなければと思っています。いつかは選抜メンバーになって応援してくれている方に恩返しができたらいいと思う」と自らの伸びしろにも期待している。

 さらに将来的な夢としても野望も抱く。「ファッションがすごく好き。将来、自分のアパレルブランドを作りたいというのがある。そういうモデルさんのお仕事とか、ファッション関係のお仕事も挑戦してみたい」。小嶋陽菜らグループ卒業後にブランドを立ち上げた先輩らに憧れを持っている。

 スポーツでは、バスケットボールの経験があり、YouTube「AKBの素を出すちゃんねる」でも活動するAKBバスケ部の立ち上げメンバー。「好きなものがお仕事につながったのは本当にうれしい」と喜んだ。その上、10月にはBリーグ・川崎ブレイブサンダースのホームゲームで「AKB48×KBT WEEK」としてハーフタームの歌唱などコラボすることも決まっている。

 好きなバスケットボール選手はNBAのステフィン・カリー。この日の取材でもユニホームを持参するほどで「カリー選手の一番好きなところはスリーポイントシュート。本当にハーフコートより奥からでも入るんですよ。そのシュート率の高さがすごい」と魅力を熱く語り、「NBA加入当初は不安の声もあった選手ですが、シュート率は練習の数が反映されるもの。そういう努力家なところがすごい」と白鳥自身もカリーの生き方から影響を受けている。

 今年は15歳となってグループの20周年という節目の時を迎える。現在は全国ツアー中で、12月には日本武道館公演(12月4~7日の4日間6公演)を控える。「20年って私が生きているよりも長い年数。そんな歴史ある20周年を現役メンバーで迎えられるのは光栄なこと」と受け止め、「私自身、初めての武道館で6公演を立ち続けられるのかなと正直不安もある。でもせっかくのチャンス。楽しめるところまで成長したい」とファンに頼れる姿を見せる。

 ◇白鳥沙怜(しらとり・さり)2010年9月10日生まれ。東京都出身。24年3月にAKB48の19期研究生としてお披露目。同年5月に劇場公演デビュー。憧れの先輩は本田仁美と宮脇咲良。特技はバスケ。身長160センチ。血液型A。

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