韓国ベテラン俳優 7月設立の個人事務所が法令違反の疑い「手続きを準備中」とコメント

 韓国映画「監視者たち」「殺人者の記憶法」など、多くの作品でヒットを生み出している俳優・ソル・ギョング(58)の個人事務所・アクターズ99が、現地で必須条件とされている大衆文化芸術企画業の登録をしていなかったことが明らかになったと22日、現地メディアのTVデイリーなどが報じた。

 記事によると、同社は今年7月に設立が発表された新事務所で、現在は代表のソル・ギョング以外の所属俳優やスタッフがいないため、大衆文化芸術企画業の登録要件を満たしていない状況だという。

 この件についてアクターズ99は、同メディアの取材に応じたとし「現在スタッフ募集をするなど、登録手続きを行うための準備を行っている」とコメントしたことを伝えた。

 韓国では2014年以降、法人および個人事業主として活動している芸能人や芸能関連企画会社は、大衆文化芸術企画業として登録の上、芸能活動をしなければならないという。未登録のまま営業や活動を行うと、2年以下の懲役または2千万ウォン(約200万円)以下の罰金刑、業務停止に処せられる可能性がある。

 最近韓国では、有名アーティストや俳優の個人事務所が、大衆文化芸術企画業に登録をしていなかったと相次いで報じられ、行政機関である文化体育観光部は「12月31日までに、一斉登録指導機関を設ける」と発表した。

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