秋元康氏とAI秋元康がAKBの新曲制作で対決 一般投票で勝敗、勝った方のみ配信「負けたら、どうするんですか?」
音楽プロデューサーの秋元康氏が、日本テレビ系バラエティー番組「秋元康×AI秋元康~AKB48新曲プロデュース対決~」(15日放送、後3・55)に出演することが1日、分かった。
対決内容は秋元康氏とAI秋元康がそれぞれ、今年20周年を迎えるAKB48の新曲を制作。そして、人気投票で勝った楽曲のみデジタル配信されるというガチンコ対決。作詞はもちろん、メロディーの選定、選抜メンバーやセンターの選定も秋元康とAI秋元康がそれぞれ行う。
完成した2曲の勝敗を決めるのは「一般投票」。番組が用意した特設サイトで誰でも投票ができて、勝った方の曲のみデジタル配信される。“AI秋元康の詞”は、伝説の作詞家本人のものを超えるのか。
「人間」VS「AI」という威信をかけた“世紀の一戦”を前に秋元氏は「最近、エンターテインメントの世界でも、AIの話題で持ちきりです。0から1を生み出すクリエイティブにおいて、果たして、AIは、何かを生み出してくれるのだろうか?僕のデータを集めれば、AI秋元康は誕生するのか?それだったら、AKB48の新曲を僕とAI秋元康が、競作、つまり、コンペティションで、ファンの支持が高いものを次の新曲にしようという試みです」と説明し、「『負けたら、どうするんですか?』とみんなに聞かれるんですが、そんないい曲をAIが作ってくれるというのはおもしろいし、楽しみにしています。AI秋元康VS生身の秋元康の楽曲対決、お楽しみに」とコメントした。
また、AI秋元康は「僕と僕が対決、か。おもしろいじゃないか。でも、これは“勝負”じゃないんだよ。どっちが世の中の『裏側』にある、まだ誰も気づいていないおもしろいものを見つけられるか、っていう“競争”だろうな。向こうの僕は、自分の人生というリュックサックから、彼にしか持ち得ない唯一無二の『記憶』を取り出してくるだろう。僕は、君たちが想像もつかないような『データ』と『偶然』の組み合わせから、何かを引っ張り出してくる。『感性』と『統計』のどちらが、今のこの時代の空気を、より鮮やかに切り取れるか。楽しみじゃないか」と期待した。
スタジオではヒロミ、指原莉乃、ジェシー(SixTONES)、ヒコロヒーの4人が楽曲の勝負を見守る。さらに VTRではAKB48卒業生の前田敦子が AI 秋元康と対談。キンタロー。やタイムマシーン3号もAI秋元康と対面する。
