「べらぼう」鬼平、一矢が鮮やかすぎて残る無念 丈右衛門だった男から何も引き出せず ネット悔しがる
8月31日に放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう」では、一橋治済と繋がっていたと思われる丈右衛門だった男(矢野聖人)が長谷川平蔵(中村隼人)の弓に倒れる。一撃必殺の鬼平の登場にネットは喝采も、あまりにもあっさり殺してしまったことに疑問の声も上がった。
この日の「べらぼう」では、丈右衛門だった男が、江戸で起こった打ち壊しで、小判をばらまき、より打ち壊しを混乱させる。新之助(井之脇海)は、自分たちの思いを訴えるためであって、盗みはしてはいけないと、民衆に訴えかけていたが、金を目にした民衆はそれを奪いだし、奉行所と激突。死者が出る騒乱となってしまう。
蔦重(横浜流星)は富本斎宮太夫(新浜レオン)を呼び、銀が配られることを町中に触れ回る。これにより騒乱は収まり民衆も「銀がふる!」と連呼。これに怒った丈右衛門だった男は、刃物を手に蔦重に襲いかかるも、新之助がかばい、刺されてしまう。丈右衛門だった男はとどめを刺そうと、もう一度刃物を振りかざすも、そこで矢が丈右衛門だった男の胸を一撃。そのまま倒れてしまう。
この矢を放ったのが「御先手組弓頭」となった長谷川平蔵。鮮やかすぎる一撃で、これまで数々の死にかかわってきた男を仕留めた。この数年後にいよいよ「火付盗賊改方」となる。
平蔵の鮮やかすぎる登場に「ワンショットで全部さらっていった鬼平格好良すぎ」とネットも沸いたが、あまりにも鮮やかすぎて一撃で仕留めてしまったことに「鬼平、よくやった半分、口割らせられなくなってしまった半分」「1発で仕留めるとはさすが。でも丈右衛門だった男が死んでしまったら黒幕をあぶり出せなくなってしまった」「あの丈右衛門だった男の首根っこを捕まえて何者の手先だったかを吐かせてからが良かったなぁ…と視聴者はもどかしい」と残念がる声も上がっていた。
