横山裕 3歳で両親離婚、母他界、父違う弟2人を支え「がむしゃらだった。お金稼がないと、生きるために」
「24時間テレビ48-愛は地球を救う-」が30日放送され、チャリティー・マラソンランナーのSUPER EIGHTの横山裕(44)が、複雑な生い立ちや2人の弟と亡き母への思いなどを語った。
横山の本名は「候隆(きみたか)」。3歳のとき両親が離婚、シングルマザー家庭で育った。実の父の顔は知らず、5歳の時に母親が再婚。2人目の父となった人の名字が「横山」で、「横山のお父さんとはうまくいってなかった」。「自分の居場所がなくなったような…、俺、もういらんのかなと」家に居場所がなくなった気持ちになり、祖父母の家に逃げたこともあった。
中学卒業後、自立するために、建設会社に就職。ジャニーズのジュニア時代は工事現場で働きながらレッスンに通った。SUPER EIGHTの村上信五は「家族のために生計たてなアカンな、はあったと思います」。
横山は「オカンがガンになってるんですよ。体も弱りきって、入退院繰り返して。そんな中、離婚しちゃって。どうすんねん、みたいな時期もありました。弟がまだ9歳とか。僕も20歳にもなってなかったと思う」。母は2010年に帰らぬ人となった。
母のがん発症と離婚で生活が立ちゆかなくなり、6歳下の弟(次男)と8歳下の弟(三男)は児童養護施設に。「ほんまにどうにかせな、と思って仕事やってましたよ。がむしゃらにやってて。お金稼がないと、どうにもならへんと思ってたから。生きるためには」と振り返った。
母の死後、2人の弟と大阪で一緒に生活し、生活費は学費も支援した。
