「国宝」興収100億円突破 邦画実写22年ぶり快挙 吉沢亮「参加して良かったと心から」喜び
映画「国宝」の興行収入が100億円を突破したと、配給元の東宝が18日、発表した。6月6日の公開から8月17日までの観客動員数は747万人で、興収は105億3千万円に達した。邦画実写作では歴代3位となった。
邦画実写作で興収100億円を超えたのは22年ぶり。動員数は747万人を超えた。大台超えはこれまで4作あり、1位は「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」で173・5億円。
「国宝」は、吉田修一氏(56)の小説を李相日監督(51)が映画化。才能か血筋かという歌舞伎界の人間模様や愛憎劇を、上映時間3時間で重厚に描いた。主演の俳優・吉沢亮(31)は快挙に「ご覧になった皆さまから沢山の熱のこもったお言葉を頂戴し、この作品に参加して良かったと心から思わせていただいている日々」と喜んだ。
また週末の興行収入ランキングでは、劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」が5週連続1位を守った。
