視覚障害の芸人・濱田祐太郎、怒り爆発 徒歩中に人がぶつかり白杖が 「アホちゃうか!」
視覚障害を持つお笑い芸人・濱田祐太郎が13日、YouTubeで点字ブロック上を歩いていたときのアクシデントに激怒。「アホちゃうか」と怒りをぶちまけた。
濱田は街を歩いている際に人とぶつかることはしょっちゅうあるといい「特に難波、梅田、人の多い所はぶつからない方が珍しい」と告白。ぶつかるときの多くは、「目の見える人と一緒に歩いていてそういうことがあると、だいたい(ぶつかった相手が)歩きスマホしている」という。
そんな経験がある中、先日、点字ブロックの上を白杖(はくじょう)を使って歩いていたところ、人とぶつかり「人の体なのか、荷物なのか、杖が引っかかって引っ張られてしまった」という。
白杖(はくじょう)が引っ張られ、宙に浮いている状態であることから、濱田は踏ん張るも、体を持っていかれそうになってしまったという。「そういう事になったら、普通、止まらへん?止まらずそいつは、そのまま歩いて行く。アホちゃうかと」。白杖(はくじょう)が引っかかった人は止まらず、そのまま歩いていこうとしたという。
ふんばった濱田との力比べのような形になると突然白杖(はくじょう)が外れ、空中を白杖(はくじょう)が左右に振れたという。幸い、その杖が人に当たることはなかったというが、結局、杖が引っかかった人は濱田に何も声かけせず、そのまま立ち去ってしまった。
すると後ろから男性が「気を付けてくださいね」と濱田を咎めるような口調で声をかけてきたことから、更に怒りは爆発。「俺は普通に点字ブロックを歩いていて、自分でできる範囲で気を付けている」といい「めっちゃムカついて。俺は気を付けてたわっていうのと、気を付けるのは通り過ぎていったアイツやろと」と訴えた。
濱田は目が見えないことで、杖が引っかかってもそのまま無視して歩いて行った人間が「男なのか女なのか、外国人観光客なのか、日本人なのか、歩きスマホをしていたのかしていないのか、一切分からないのがすごい嫌。怒りのやり場がなくなる」と、相手がどんな人なのかまったく分からないことが相当なストレスになると告白。
「気を付けて」と声をかけた男性も、どのぐらい離れて見ていたのかなど詳細が分からないため、注意もできなかったことにイライラ。「でも一番ムカついたのは通り過ぎていった奴」と怒りは収まらない様子だった。
