石破茂首相が、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震による津波が日本にも襲来した３０日、個人Ｘ（ツイッター）への投稿で「津波警報が継続している中、政府も情報収集、避難誘導、避難所運営などについて連携強化を図るため、関係省庁局長級会議を開催しました。引き続き状況把握と被害防止に万全を期します」と記した。

　地震発生が午前８時２５分ごろで、この石破首相のポストが投稿された時間が「午後６時５０分」となっており、「遅い」「津波警報出たのいつだと思ってる」「今日一日何してたんですか？」「遅すぎませんかね」「津波警報出て何時間経ってんだよ」「１８時って舐めてんのかよ」「亀よりノロマ」「津波警報は今日の朝に出ましたが、今更のツイートですか？」「地震発生から何時間経ったと思ってるんですか？」と、ネット界に視点が偏ったコメントが殺到して、大荒れとなっている。

　３０日午前、石破首相は午前１０時半前に会見し、現状説明。官邸危機管理センターに８時３７分に情報連絡室を設置し、津波警報の発表に伴い、９時４０分に官邸連絡室に改組をし、被害状況の把握に当たっているとした。「私からは、９時４３分」として、国民への適時的確な情報提供や、住民避難等の被害防止の徹底などを指示したと説明していた。

　荒れた石破首相のＸには３０００件近いコメントが殺到。

　「迅速なご対応ありがとうございます」「ゲルがんばれ」「総理も大変ですね」「防災庁の必要性を強く感じる１日でした」「こういう時には真面目に働く首相が良い」「リプしてるのは日本を壊したい勢力？」とのコメントも投稿されている。