佐藤浩市 週末里親で児童養護施設の子ら受け入れ「妻がやりたいと」「僕は子育てできない人間」父も息子も俳優

 俳優・佐藤浩市(64)が14日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。夫婦で取り組んだ「週末里親」活動について語った。

 東京都が乳児院や児童養護施設の子供を、週末や夏休みなど学校が休みの期間に預かるもので、息子で俳優・寛一郎(28)が独立後に始めたという。

 都では「フレンドホーム」と呼んでいるこの制度で子供たちを受け入れてきたことについて聞かれると、「うちに来ていた子が卒園してから、その後にお預かりしてる子はいないんですけど。そのご縁で、子供たちや若い人たちが家に来て、いろんな人に来てもらって、お話を聞いて、勉強会みたいなのを続けています」と説明した。

 妻の提案で始めたそうで、「正直僕なんにもしてないんですよ(笑)。妻がやりたいと言って、いいよ、で始まった。僕はたまに彼女の肩をポンと叩いて、大丈夫大丈夫、って言うぐらい」。

 初めて迎えたのは中学生だったそうで、「最初は緊張もしましたし、どうすればいいのかな、っていうことも思ったし。逆にこっちが変に構えちゃうと、向こうも構えるだろうし。普段通り、ソファに座って『お腹すいたか?』って聞くぐらい」「妻が頑張って、彼女との距離感を詰めようとする時に、僕はちょっと距離を置いたりとか、逆もあったりとか、バランスを」。

 佐藤の父は俳優だった三國連太郎さん(※2013年4月に90歳で死去)。小学生の時に離婚し、父子の関係が途絶えた複雑な生い立ちもあり、「息子の時もそうですけど、子育てを僕はできない人間なんで、ハハハ。(子育ては)本当に難しいなぁ。三國自体が家にいる人じゃなかったし。教育じゃないけど、自分もどうやって接したらいいか分からない。遠くを見ながら話をするぐらいで」と穏やかな表情で、週末里親としての子供たちとの自身の接し方について話した。

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