俳優の菅野美穂と赤楚衛二が１６日、大阪市内で行われたＷ主演映画「近畿地方のある場所について」（８月８日公開）の近畿プレミアに登場した。事前に公式ＳＮＳで出されたヒントを元に謎を解き、会場を探し当てた８８人を前にした菅野。自身も謎解きに挑戦したが、まったくわからなかったといい「本当にこの謎解き、わかんのかんの菅野美穂でした」と、こん身のダジャレで悔しがった。

　作品にちなんで都市伝説やオカルトを信じているか、と問われると、菅野は「信じています」とキッパリ。「ネッシーはそろそろ諦められるんですけど、ツチノコとケセランパサランはまだ信じています。まだ見たことがないだけで！」と、力説。赤楚も「僕もいて欲しいですね、特にチュパカブラ。響きも好きですし、何よりいて欲しい」と、意外な願望を明かしていた。

　ホラーに謎解き要素も加わった作品を赤楚は「一括りにできない、いろんなジャンルの怖さが楽しめます」と、アピール。菅野も「怖すぎて笑っちゃいました。怖さが臨界点に達すると笑いに転じるんだ、と他の作品にはない経験をしました」と明かし、観客の恐怖を煽っていた。