伊東市長、チラ見せ証書現物見せず 元大津市長も首傾げ「その場で見せればそもそも辞職することない」
伊東市の田久保真紀市長が7日、会見を行い、東洋大を卒業しておらず、除籍だったことを認め、辞職し、出直し選挙に出馬すると表明した。8日に放送されたTBS系「ひるおび!」では、元大津市長で弁護士の越直美氏が、田久保市長が卒業証書を会見で提示しなかったことに触れた。
この日は田久保市長が7日に行った会見を取り上げた。田久保市長は東洋大卒業ではなく、除籍だったことを改めて認めたが、市議会議長らにチラ見せした卒業証書については、結局会見で現物は見せず。その理由について、代理人弁護士は田久保市長は辞職し、一般人になること、刑事告発されて被疑者になっていることから「これから刑事事件として取り調べる可能性がある重要な証拠を安易に公開することができない」と主張した。 これに恵俊彰は、田久保市長が出直し選に出馬することから「選挙のことを考えたら見せた方が圧倒的に有利だと思うが」と首を傾げた。
そして「本人が、これですと言うより、警察や検察がしっかり調べて、本物ですといった方が、何かわかんないですけど、説得力があるとお考えになったのか…」と越氏に聞いた。
越氏は「私はあまりそうではないと思います」と言い「(証書が本物かどうかの)証明はだいぶ先になりますし、その場で見せればそもそも辞職することがなかった。だからなぜそれをしなかったのか」と、首を傾げていた。
