タレントの武田鉄矢が８日、フジテレビ系「サン！シャイン」で、伊東市の田久保真紀市長が学歴詐称で市長を辞任するというニュースに「私は６０歳になって卒業証書、もらいましたよ」と胸を張った。

　この日は東洋大卒業と経歴に記しながら、実は除籍だったことが判明した田久保市長の会見を取り上げた。田久保市長は辞任を発表し、出直し選挙に出馬するという。田久保市長は卒業証書だと主張するものを、市議会議長らにチラ見せしたことで騒動を大きくしていた。会見ではこの卒業証書と主張するものは公開されなかった。

　これに武田は「私は６０歳になって卒業証書、もらいましたよ」と言い出し、他の出演者から「そういうケースあるんですか？」と驚かれた。

　武田は「私、フォークシンガーになりたくて東京に出て来たんですけど、その間、ずっと母ちゃんが月謝を払い続けてたんです」といい、スタジオはどよめき。谷原章介らは「でも、４年で切れないの？」と聞くも、武田は「金八先生をやっている時に、大学から除籍になるんで退学届を出してくれって言うんで、出したんです。退学になったんです」と説明。

　「ところが、学校の先生のイメージを良くしたということで、大学からちょうど６０歳、定年の年に卒業証書をあなたにはって」と特例で卒業証書が贈られたという。

　これにはスタジオも拍手が。武田は「嘘さえつかなければ、後でもらえたかもしれないのに」と残念がっていた。