ミュージシャンの椎名林檎が２７日、ＮＨＫ「あさイチ」のプレミアムトークに登場。３人の子の育児について語る貴重なシーンがあった。

　椎名は昨年の紅白歌合戦で鈴木奈穂子アナウンサーに会いたかったと発言。それから半年が経過し、ついに「あさイチ」出演が実現した。

　椎名は２３歳の長男を筆頭に、小学６年の長女、小学３年の次男の３人の母。長男は２２歳の時に出産し、当時は「初めて子供産んだときは復帰できる気がしない。無理でしょう？目が離せない、大きくしないといけない、全く復帰できないと思った」といい、復帰は全く考えられなかったという。

　だが、９・１１のテロがあり「怖い怖いが一番だったが、子供産む前ならそこまで怖い夢みたりしないと思った時に、そういう思いしている人、世界中にいっぱいいる、その記録を形に残しておかないともったいない、自分の役割として」と考え、復帰を意識したと振りかえった。

　また、椎名は次男が作った野菜の写真や、長女が製作した着ぐるみ写真も披露。

　大吉は、特にこの長女の着ぐるみに「驚きました」とビックリ。長女本人が中に入っている鴨の着ぐるみで「こめまる」というオリジナルキャラクター。頭は緑、腕部分が羽で白、胴体は茶色と、まさに鴨で、そのクオリティの高さに「これが作れるってすごくないですか？」と華丸大吉も舌を巻いた。

　椎名は「農業のお勉強で、研究発表で作ると言って作り出した」「鴨が農業に協力してくれるという『こめまる』という名前」と嬉しそうに説明。「私もびっくりしました。いきなり裁断する感じでした」と振りかえった。

　ネットでもこの「こめまる」が話題に。「こめまる、かわええ」「長女ちゃんの手作り着ぐるみ、次男君の育てたお野菜、、お子さん達がクリエイティブにあふれてて素敵」などの声が上がっていた。