SKE48の12、13期生による新公演初日 14歳の長谷川雅「愛していただけるように」
SKE48の12、13期生による新公演「可能性こそが未来」公演が15日、名古屋市内のSKE48劇場で初日を迎えた。
同公演は2023年10月に加入した12期生と、25年3月に加入した13期生という、これからのSKE48を担う若手メンバーによる新公演。この日は14歳から21歳までの12人のメンバーで出演した。
14歳の12期生・長谷川雅をセンターに全12人が制服衣装で登場。「青空片想い」で幕開けし、「逆上がり」に続き、奥野心羽の「今から特別授業が始まります!」のかけ声で始まった「ボーイフレンドの作り方」では、ソロパートで各メンバー一人一人の魅力が光った。「2人乗りの自転車」まで4曲をフレッシュなパフォーマンスで盛り上げた。
長谷川は「練習の時や、リハーサル前もすごく緊張していたんですけど、公演が始まるととっても楽しくて、時間があっという間に過ぎていきました。この『可能性こそが未来』公演をたくさんの方に愛していただけるように、私たちみんなで精いっぱい頑張っていきます」と力を込めた。
あいさつが始まると客席からサプライズで初日祝いのメッセージが掲げられ、メンバー一同は感激。ユニット曲1曲目の「Glory days」のイントロでは、客席に「おぉー」というどよめきが起こり、長谷川をセンターに河村優愛、近藤海琴の3人が堂々としたダンスで魅せた。人気曲「フィンランド・ミラクル」は松川みゆ、太田愛恵、倉本羽菜の3人で、「てもでもの涙」では奥野と川村昇子が力強いパフォーマンスを見せた。
一転「ガラスのI LOVE YOU」では、ファーがあしらわれたピンクの衣装をまとった伊藤虹々美、雲井紗菜、桒原椿、南澤恋々が、キュートな笑顔で魅了。終盤には髪を振り乱して踊るSKE48らしさ全開の「FRUSTRATION」を河村のセンターで披露した。「鳥は青い空の涯を知らない」のしっとりとした歌声で本編を終え、アンコールでは「バズーカ砲発射!」で元気に登場し、松川が「まだまだ未熟な私たちですが、今日こうやって大切な初日に立たせていただいていることに感謝を忘れず、これからも一生懸命活動していきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
