アイドルグループ「AKB48」元メンバーの女優・岩田華怜(20)につきまとったとして、ストーカー規制法違反の罪に問われた大西秀宜被告(43)の公判が25日、東京地裁で開かれた。
岩田は、法廷と別室を映像や音声でつなぐビデオリンク方式の証人尋問で「もう私の人生に関わらないで」と訴えた。
所属事務所のホリプロによると、岩田は「握手会で結婚してくださいと言われ、涙と体の震えが止まらず怖かった」とも話したという。
起訴状によると、大西被告は4月、岩田が出演した舞台の東京都練馬区の会場に押し掛けるなどしたとされる。昨年4月には警視庁からストーカー規制法に基づく警告を受けていた。