俳優の羽田美智子（５６）が２日、東京・新橋演舞場でゲスト出演する舞台「熱海五郎一座『黄昏のリストランテ～復讐はラストオーダーのあとで～』」（２７日まで、同所）の初日公演を前にしたフォトコールと取材会に、座長の三宅裕司（７４）、ともにゲストの剛力彩芽（３２）らと登場した。

　一座の旗揚げから２１年目で初めて「料理・食」を題材にした爆笑エンターテインメント。同一座の大ファンという羽田は、レストランの副料理長として腕を振る役での出演オファーに「椅子から転げ落ちそうだった」と驚き。稽古では「毎日笑い転げていた」と振り返り、取材会中も突然の思い出し笑いで声を上げるほどの笑い上戸だ。

　「最初に台本を読んだ時にも『ウソでしょ？』っていうせりふで。今日も笑わない自信がない…。ゲラはつらいです」と苦笑い。フォトコールでは、農水省の役人を演じる渡辺正行（６９）のズボンが破れて下着が見える奇跡的なアクシデントも起き、羽田はうつむいて必死に笑いをこらえた。

　「舞台がとにかく楽しいんです。アペタイザーからデザートまでおいしいので、ぜひ劇場にフルコースを食べに来てほしい」と呼びかけた。