NewJeans 独自活動の罰金制裁決定にも「一時的なもの」「裁判に勝てば効力失う」とコメント 現地メディアが報道

 現在、活動を中断している韓国のガールズグループ・NewJeansは31日、対立中の芸能プロダクション・アドア(ADOR)の許可なく独自活動を行った場合、1件につき1人10億ウォン(約1億円)の罰金制裁を与える決定を裁判所が下したとの30日の報道を受け、コメントした。現地メディアの日刊スポーツなどが報じた。

 現地では30日に、裁判所が、NewJeansが仮処分決定前後に、新たなグループ名で公演を行い、新曲まで発表したことについて、「仮処分決定で定めた義務違反」と指摘し、「間接強制(強制履行)を命じる必要がある」と説明したと伝えていた。

 NewJeansサイドは31日、日刊スポーツの取材に対し「間接強制の決定は、3月21日付の原仮処分(独自活動禁止仮処分決定)に付随して、4月4日にアドア側が申請した、間接強制事件に対する裁判所の決定であり、仮処分抗告事件は現在、別途で裁判が進行中だ」と、あくまでも一時的なものと主張したという。さらに「仮処分抗告事件でNewJeansが勝訴すれば、仮処分決定とともに、間接強制決定も効力を失うことになる。実務的に、仮処分決定が下される場合、間接強制決定も一緒に下される場合がほとんどだ」と説明したと伝えた。

 アドアが、NewJeansメンバーを相手に提起した「専属契約有効確認訴訟」の第2回弁論期日は、6月5日に開かれる予定だ。

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