石橋静河 朝ドラヒロイン 26年度後期「ブラッサム」宇野千代さんモデル 父・石橋凌と母・原田美枝子にも報告

 俳優の石橋静河(30)が2026年度後期のNHK連続テレビ小説「ブラッサム」のヒロイン・葉野珠(はの・たま)を務めることが29日、大阪市のNHK大阪放送局で発表された。小説「おはん」で知られる作家の宇野千代さんをモデルに明治、大正、昭和を駆け抜けたパワフルな女性像をとことん前向きに描く。

 石橋はオファーを受けた際の心境を「『青天のへきれきとはこのことか!』って」と語り、「これだけたくさんの人が集まっているので、ドッキリではないですね」と、安どの表情を浮かべた。

 大役決定後には俳優の父・石橋凌と母・原田美枝子にも報告。「本当は『誰にも言っちゃいけない』と言われていたんですけど」と、お茶目に笑いながら「喜んでくれました。『良かったね、頑張ってね』って、割と人ごとでクールに喜んでいました」と明かした。

 現在は宇野さんの著作などを「読みあさっている」といい、宇野さんが体調を聞かれると毎朝「最高です」と答えていたというエピソードを披露。「入院した時も『最高です』って。私も毎朝『最高です』って言って準備しようかな」と、前向きな姿勢にリスペクトを込めた。4度の結婚を経験するなど、恋多き女性としても知られたが「自分の好きなものに全力で向き合った人」と、好感を口にする。

 初の大役に石橋は「不安は言い始めたら止まらないくらいある」と明かす。朝ドラヒロインの先輩となる有村架純や杉咲花とはプライベートでも親交があり「どうやって乗り切ったのか根掘り葉掘り聞きたい」と助言を熱望した。不安の一方で「プレッシャーを自分のエネルギーに変えればものすごいパワーになる」ときっぱり。前向きに、ポジティブに突き進む。

 ◇石橋静河(いしばし・しずか)1994年7月8日生まれ。東京都出身。2015年に俳優デビュー。17年の初主演映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」でブルーリボン賞新人賞を受賞。18年に朝ドラ「半分、青い。」、22年に大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演している。

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