昨年に芸能生活４０年を迎えたお笑い芸人・出川哲朗が２８日、テレビ東京系「あちこちオードリー」に出演した。

　「好感度、ＣＭ本数トップクラスのレジェンド芸人」と紹介された出川は「笑ってんじゃねえかよ！」と自身のレジェンド扱いに苦笑しながら登場した。

　この日は長年の芸能生活を振り返り、若手時代に目の当たりにしたダウンタウン、ウッチャンナンチャンの勢いを述懐した。

　出川は「やっぱり天下を獲る人って最初から、こうだから」と手を鋭角に上げて「これで上がってく。ひな壇とか経験しないまま、上がっていく」と当時を回想。「だから、次に天下を獲る人は誰だ？ってなった時に、ちょっと思い浮かばないよね。こんなこと言うと本当に申し訳ないし、みんな本当に頑張ってて。それぞれが面白いんだけど」とも話した。

　出川は、過去にもオードリーの２人と「天下獲り」について話し、ケンカになったことを思い返し「（ラジオに）オードリーが来てくれたじゃん。あのときケンカになったじゃん？最後に『オードリーは天下獲れないよ』って言ったら『てめえ、ふざけんなよ！』って」と苦笑。

　つづけて「だから、俺が『獲れるわけねえだろ、天下なんて！お前らは深夜の天下獲ったんだから十分！』って」と振り返ると、オードリーの２人も爆笑していた。