郷ひろみ 70歳“通過点”全国ツアー開幕 プラチナの70代過ごして「ダイヤモンドの80代」へGO

 歌手の郷ひろみ(69)が24日、埼玉・越谷市のサンシティホールで、36公演で計8万人を動員する全国ツアー「Hiromi Go Concert Tour 2025 “70 YEARS a GO!”」を開幕させた。この日はファンクラブ会員限定公演として、観客1600人を動員。70歳の誕生日を迎える10月18日と翌19日に日本武道館公演を開催することを発表した。古希を象徴する色の紫衣装を身にまとい、まばゆい輝きを放ちながら最強無敵のパフォーマンスを見せつけた。

 メモリアルイヤーに差しかかった郷の輝きは、いつにも増していた。28日発売の通算111枚目シングル「最強無敵のDong Dong Dong!」でオープニングを飾り、年齢を感じさせないテンポの速いダンスで魅了。同曲はこの日がライブ初披露ながら、ファンは完璧な振り付けで応戦。郷が「皆さんすごいじゃないですか!振り!完璧です。驚いてマイク倒しそうになった」と感激するほど、会場は序盤から熱気を帯びた。

 初日から特大サプライズが投下された。ライブ中盤のMCで「実は皆さんに重大発表があるんですよ!10月18日で70歳になるのを記念して、10月18、19日に日本武道館が決定したの」と発表すると、ファンは「キャ~!」と歓喜。武道館公演は2022年12月開催のデビュー50周年公演以来、2年10カ月ぶり。会場の反応に「いや~こんなに喜んでいただけるなんてすごいですよ!」と頬を緩ませた。

 10月5日の広島公演まで続くツアーをこなした先に待つ、武道館での古希のバースデー。前回の武道館でデビュー50周年にちなんで50曲を披露したことを引き合いに「70歳なので、70曲歌うかも。1日目に35、2日目に35みたいな。漠然と今考えただけだけど」と大ボリュームになる可能性を示唆した。

 黄金の60代を過ごす郷は「プラチナの70代を過ごして、ダイヤモンドの80代。動ける体があれば動きたい」を夢を描く。70歳は「一つの通過点」に過ぎず、今ツアーは「復刻と進化」をテーマにしたステージを構成。日替わりのベストテンコーナーや資料映像とのコラボなど、随所に過去と現在をリンクさせた演出を取り入れた。おなじみの「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」「言えないよ」を含む全22曲をバンドアレンジ風に披露し、新たな世界観で魅了した。

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