２０日に放送されたＴＢＳ系ドラマ「対岸の家事」では、中谷（ディーン・フジオカ）の母の毒親っぷりが明らかに。ネットを恐怖に陥れた。

　この日の「対岸の家事」では、詩穂（多部未華子）と児童館で一緒になった中谷に、母親から電話がかかってくる。一瞬で顔色が変わる中谷は、その電話に出ずに切ってしまう。

　中谷は、娘の育児に息詰まっており、疲労がピーク。児童館でも、いつも完璧な中谷にも関わらず忘れ物が多く、靴下まで左右間違えて履いている中谷に詩穂は「ドクターストップ！」をかけ、自分の作り置きおかずを分けてあげるため、自宅に呼ぶ。

　もちろん家にはあげず、玄関前で待たせていたが、その間に再び中谷の母から電話が。幼い頃のトラウマを思い出し、中谷はついに倒れてしまう。詩穂は自宅のソファに中谷を寝かせて介護。その時に、実母から受けた虐待を打ち明ける。

　母は専業主婦で、エリートの夫がまったく家に帰ってこないことから、中谷を育てることが生きるすべてとなってしまい、とにかく教育に情熱を注ぐ。友達と遊ぶことも許されず、とにかく勉強。自分の意に添わないと暴力を振るい、ハンドミキサーで顔面を殴られたこともあった。

　暴力を振るう母に育てられた中谷は、自分もいずれ娘に手を上げてしまうのではないか、という恐怖から、妻へ離婚を申し出るが…。

　ネットでは、暴力を振るう中谷母に戦慄（せんりつ）。「毒母はとりあえず中谷さんに謝って欲しい」「中谷母が怖すぎた」「それにしても中谷母はホラー」「中谷母のシーンむちゃくちゃ怖かった…」「なんとかできるだけ穏便に中谷母と縁を切れないかな」「とりあえずたっちゃんは、母を着拒しよう」など、震え上がっていた。