中居正広氏サイド 代理人弁護士に犬塚浩氏の名前なし 指摘されていたフジテレビとの深い関係性
1月に芸能界を引退した元タレント・中居正広氏(51)の代理人弁護士が12日、中居氏と元フジテレビアナウンサーの女性とのトラブルに関して調査報告書を発表した第三者委員会に対し、関連資料の開示と問題の指摘および釈明を求める文書を送付したことを明らかにした。代理人は報告書における「性暴力」の認定について「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」と指摘。さらに、中居氏は第三者委員会の調査に対して守秘義務解除を提案していたことなども主張するなど、報告書が示した事実関係に関しても真っ向から反論する形となった。
中居氏の代理人弁護士が報道各社に配布した書面には、東京丸の内法律事務所・長沢美智子氏や一色法律事務所・長沢幸男氏ら5人の弁護士の氏名が掲載された。当初、中居氏の代理人弁護士を務めていた犬塚浩氏の名は掲載されていない。犬塚氏はフジテレビ系の情報番組のコメンテーターを数多く務め、3月に終了した「ワイドナショー」にもレギュラー出演。フジテレビとの深い関係性が指摘されており、第三者委員会の報告書でも、同局幹部が中居氏に犬塚弁護士を紹介したことが疑問視されていた。
