さんま 統計データの専門家に頭を下げ「すいません」、結婚をめぐるまん中っ子のデータからはずれる
明石家さんまが7日にフジテレビ系で放送された「ホンマでっか!?」に出演し、統計の専門家に「すいません」と頭を下げる一幕があった。
番組では「最新AI きょうだい型性格診断」としてさまざまな専門家が出演した。
マーケティング評論家の牛窪恵氏は「結婚後、不倫とか浮気をもっともしにくいのは、統計的には一人っ子です」「35歳から59歳の3000人のデータのなかで、一番不倫経験が低かったのはひとりっ子で14%です」と提示した。
ここで出演者から「もっとも不倫が多いのは」と質問があった。牛窪氏は「統計で出ているのはまん中っ子の方」と回答した。さんまを含め、各出演者が胸に「長男」「ひとりっ子」などと書いたプレートを貼っており、さんまの胸には「二男」「兄私弟」と3人きょうだいのまん中っ子であることを示すプレートが。さんまは牛窪氏の言葉を受けてプレートを隠し、「僕、ひとりっ子なんです」と笑わせた。
牛窪氏は「まん中っ子は、3人に1人以上が親から愛情を受けていないと感じている」とデータの話をすると、さんまは「子供のころそう思いました。怒ってほしいけど兄貴ばかり。やきもち。そういう心理状態は確かです」とうなずいた。牛窪氏はその心理の背景に「振り向かせたい」という気持ちがあることを指摘し、男女交際においては「つきあっても必要以上にプレゼントをするとか」と相手の歓心を買おうとする傾向があることを述べた。
さらに、統計データ評論家の木原誠太郎氏が「まん中っ子は板挟みにあう。愛されてないというのもありますが人に合わせるのがうまい」と指摘。離婚経験のあるさんまは「すいません。統計に違反して申し訳ない」と頭を下げて謝罪し、笑いを広げた。木原氏は「自分の意見を主張するよりも、ああそうだねってうまくやりとりする方が、結婚生活はうまくいくことが多い」と他者に合わせることの利点を説いた。
