テレビ朝日系バラエティー「プラチナファミリー　華麗なる一家をのぞき見　２時間ＳＰ【徹子＆コシノ】」が６日に放送され、俳優・小泉孝太郎、バイオリニスト・高嶋ちさ子、女優・黒柳徹子が出演した。

　華麗なる一家の暮らしに迫るバラエティー。２０１９年に死去したロック歌手の内田裕也さん、１８年に亡くなった女優の樹木希林さん、芸能界ビッグ夫妻の知られざる一面に密着した。

　夫妻は約４０年にわたって別居をしながら家族であり続けるという特殊な形を続けたことでも有名だが、夫妻と黒柳が共演した貴重シーンがＶＴＲで流された。

　ＶＴＲ内で、樹木さんは、内田さんのサプライズ登場に唖然。「いや、（夫婦共演は）ないですね。まさか、こういうことになってるとは…。冗談で、誰かカツラかぶって出てくるのかなと。（夫婦で会うのは）何年ぶりかですかね」と話した。

　内田さんは「こう、別居婚っていうんですか？それでよかったと思いますね。一緒にいたら必ず揉めるっていうか、（樹木さんが）今日は猫かぶってますけど、すごいんですよ」と話し、笑わせた。

　樹木さんも「やっぱりね。静かになって寝てるときは無防備だから（内田さんを）刺せるわけですよね。そのときに踏みとどまるのは『こんなに寒い２月の寒い日に刑務所入るのはイヤだな』って。自分のこれからの人生を考えたときにやっぱり踏みとどまりましたね」と応酬し、爆笑させた。

　内田さんは「俺は、ちょっと扱いにくい奴かもしれないですけど。子供がいて、孫は３人もいるっていう」と感慨深げ。「（娘家族は）ロンドンに住んでるんで英語が達者ですからね。俺も孫に舐められちゃいけないと思って。キングス・イングリッシュで」と話し「ジョン・レノンともミック・ジャガーとも通訳なしでやってきましたから」と、世界的なミュージシャンとの親交も振り返っていた。