超ときめき♡宣伝部・小泉遥香 力強い歌声の裏にあった苦悩「あの30人には感謝しかないです」
超ときめき♡宣伝部の小泉遥香(24)が、初の写真集「はるのとなり。」(16日発売、主婦と生活社)をリリースする。巧みなSNS戦略で大バズり中のとき宣で、パワフルな歌声が武器のオリジナルメンバー。グループ活動10年目となる“おはる”が、紆余曲折のあったアイドル人生を振り返った。
写真集で水着カットに挑戦しており、帯コメントをお願いした、ももいろクローバーZの高城れにが「けしからん!」とうなっていたという。
「帯をお願いしたら『待って、写真集出すの?私が全部、買うから、みんなに見せちゃダメ』って。水着があることも伝えたら『けしからん!』って親目線だったので、れにちゃんがなんてコメントしてくれるのか楽しみです」と、お世話になっている先輩からの溺愛に笑顔を浮かべた。
撮影に向け、約20冊の写真集を読み込んで研究。炭水化物ダイエットで体を仕上げたという。
子役出身で9歳から活動。柴咲コウらに憧れていた少女は、女優志望だった。中学生時代に現在の事務所に所属し「女優育成グループみたいな感じ」で参加したのが、とき宣の原型。
「『入れ替え制のグループだから、ちゃんとやらなかったらクビ!入れ替えます』と言われていて、訳がわかんないまま、がむしゃらにやっていたら、いつの間にか10年たってました。今から入れ替えがあるかもしれないですけど」と笑う。
自身のアイドル観は「いい意味で就職」。プロ意識の高まりとともにリアリスティックな捉え方となり「アイドルをしている以上、永遠に垢抜けられるからありがたい職業だなと思っています」と人生の半分近くを捧げている。
昨年は「最上級にかわいいの!」が大バズりし、さいたまスーパーアリーナを超満員にした。若年層が増え、男女比に大きな違いがないのも特徴。着実にファン層を広げているが、決して順風満帆だったわけではなかった。
「メンバーが抜けた時、フリーライブで30人くらいしか集まらなくて。毎週いろんな場所でイベントをやっていたんですが30人。そこからよくここまできたなぁって思います。あの30人には感謝しかないです」
名古屋のホテルに当時の4人で集まり「『ネガティブじゃなくてポジティブな気持ちで頑張ろう』と話し合った」という。底抜けに前向きな楽曲群は“神30”に支えられていた一夜に誓った、グループの魂でもある。
4月30日に発売した最新シングルのタイトルは「世界でいちばんアイドル」。「アイドルのトップを目指しているので」と思いを明かし「上には上がいるので、みなさんに追いつけ追い越せの勢いで、超えられるように3曲目、4曲目とヒット曲を出していきたいです」と燃えていた。
◇小泉遥香(こいずみ・はるか)2001年1月5日生まれ。埼玉県出身。超ときめき♡宣伝部の結成メンバーで、イメージカラーは「超ときめき♡ピンク」。今年1月には初のソロ曲「SHINY PINK♡」をリリースした。日本テレビ系「ZIP!」の「キテルネ!」リポーターを務めている。
