トータス松本、「いだてん」でガンバレ前畑!実況役「出せる声、出し切った」

役作りについて語るトータス松本(左)。手前は上白石萌歌=東京・NHK放送センター(撮影・開出牧)
役作りについて語るトータス松本(左)。右手前は上白石萌歌=東京・NHK放送センター(撮影・開出牧)
大河ドラマ「いだてん」新たな出演者発表&スタジオ取材会でポーズを決める(前列左から)上白石萌歌、阿部サダヲ、斎藤工、皆川猿時、(後列左から)トータス松本、三浦貴大、林遣都、大東駿介=東京・NHK放送センター(撮影・開出牧)
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 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の後半、阿部サダヲが主演を務める第2部の出演キャスト発表が24日、東京・渋谷の同局で行われた。

 1932年・ロサンゼルス五輪、36年・ベルリン五輪を中心に描かれ、阿部が日本水泳界の黎明期を支えた田畑政治を演じる第2部。「前畑、ガンバレ!」の実況で有名な、日本女性で初めて金メダルを獲得した女子水泳の前畑秀子を上白石萌歌が、「がんばれ」実況を行ったNHKアナウンサーの河西三省をトータス松本が演じることが発表された。

 トータスは伝説のアナウンサーを演じることに「まさかの僕が標準語のアナウンサー、有名でレコードで声も残ってる方。最初はあの声を、僕がやるのかという気持ちでした」と緊張した心境を説明。「ただ、求められているのはガッツだぜ!!みたいなもん」と笑わせた。

 すでに名古屋で大きなプールを借りて収録。トータスは「あの時代、日本に向けて伝えるのは自分だけだった河西さんがエキサイトして、台の上に上って、皆が足を持って支えたというエピソードも残ってます」と説明。「わけ分からんくらいのエネルギーで、出せる声を出し切ってがんばりました。オンエア見るのが怖さ半分、楽しみ半分です」と語った。

 上白石は「誰しもご存じの日本女性初の金メダリストですので、撮影の3カ月前からトレーニングをはじめました」と話し、「体型に説得力をもたすため、体重も7キロくらい増やし、心も体も近づけるようにしました」と明かした。

 ドラマでの役柄について「天性の才能の方でも五輪前には緊張する、人間くささも描かれていて、すてきだ思います」と語った。

 また斎藤工、三浦貴大、林遣都、大東駿介、皆川猿時の出演が発表された。

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