青木さやか、肺腺がん治療のお金のリアル がん保険2つ入っていたのに「1つは全く出なかった」
タレントの青木さやかが30日、NHK「あさイチ」で8年前に肺腺がんにかかったときのお金の不安を吐露した。
この日は「がんとお金のリアル」と題し、がんに掛かった際にかかるお金の備えなどを特集した。
この日のゲストの青木は8年前に肺腺がんにかかり、治療を受けていた。当時を思い起こし「病気そのものの怖さもありましたが、お金の今後の不安がとにかく大きかった」と振りかえった。
「実際にお金はかかりました」とも言い、具体的には「セカンドオピニオンを2カ所いったが、検査で毎回数万円。交通費もかかったし、働けなくなったら娘の学費はどうする?賃貸マンションはどうするの?って。働けないけど出て行くお金はあった」という。
あまりに考えなくてはいけないことが多く、病気を治すことに集中しきれないこともあったといい「検査でこれだけかかるとは思わなかった」と振りかえっていた。
さらに青木は「がん保険はしっかり入っていたんです。2つ入っていた」というが、「上皮内がん」という比較的早期のがんだったことから「1つはまったく出なかった。もう一つは10分の1」しか保険金が出なかったという驚きの証言も。「がんに種類があるのも知らないので、ちゃんと聞いてから入ればよかった」との反省も口にしていた。