辛坊治郎氏 「伝統的なメディアの方が下に落ちてきている」、著書「オールドメディアの遺言」サイン会でポツリ
元読売テレビキャスターの辛坊治郎氏(69)が26日、著書「オールドメディアへの遺言」(PHP)の発売記念サイン会を大阪市内で開いた。
辛坊氏はネットメディアに比べて「伝統的なメディアのほうが下に落ちてきている」と危惧。開幕したばかりの大阪・関西万博を巡る報道について、「関西のテレビ局は万博を報道すると数字がいいと分かってきたから、手のひら返しで報じている」と分析した。
著書の帯に「引退宣言!」とあるが、「引退なんかしない。ピアニストを目指します!」と今後の活動について宣言した。「フルスペックで動けるのはあと5年くらい。時間が何より大切で貴重だと分かってきた。やりたくないことをそぎ落として、やりたいことをやる。ピアニストだ!」と力強く述べた。
66歳から始めたそうで、ショパンの「華麗なる大円舞曲」をひけるようになることが当面の目標。ゆくゆくはコンサートも視野に入れ、「日本武道館は無理なので、東京武道館でやれたら」と思い描いていた。
