JO1 初の単独東京D公演で涙 新たな野望を掲げる「世界へ羽ばたいていきたい」ドキュメンタリー映画公開も発表
11人組グローバルボーイズグループ・JO1が21日、初の単独東京ドーム公演を開催した。昨年11月から12月にかけて開催した全国ツアーの追加公演で、前日21日と合わせて超満員の10万人を動員。同ツアーは今年2月からは北米、アジアを含む全6都市を巡る初のワールドツアーとしてスケールアップし、この日が千秋楽となった。海外を含め、のべ25万人ものJAM(ファンネーム)を熱狂の渦に巻き込んだ。
「JO1DER SHOW」とタイトルに冠したツアー通りに圧巻のショーを見せつけた。開演を告げるようにドーム内に火花が散り、まがまがしさすら漂わせる雰囲気の中、11人は華々しく登場。昨年の紅白歌合戦でも披露した「Love seeker」を皮切りに全35曲で躍動した。
海外という経験を積んでも、2月に事務所合同ライブで同じステージの地を踏んでも、単独で立つ東京ドームは格別だった。割れんばかりのJAMの歓声を受け、河野純喜は「東京ドーム!デケえな!JAMの声もでけえな!」と絶叫。川西拓実も「皆さん本当に会いたかったです!」と喜びを爆発させた。
JAMという言葉には「満杯にする」という意味も込められていることに触れ、白岩瑠姫は「今、日本最高峰の舞台でそれができてます!」と感慨。これまでの道を振り返り「僕たちを支えてくれてるJAMの皆、僕ら11人は一生愛すことを誓います」と愛を言葉にした。
公演は予定を30分超え、約4時間に及んだ。川尻蓮は、涙ながらにこれまでの軌跡を振り返りつつ「皆さんとならもっともっと遠くに行けると思うので、これからもたくさん旗立てて行こうぜ!」と宣言した。
金城碧海は「本当にたくさんの人に支えられて僕らはここに立ててる。そういう気持ちを一生忘れないで、東京ドームよりももっと大きな場所へ、世界へ羽ばたいていきたいって心から思います!」と大きな野望を口にし笑顔。だが、終盤にはあふれる涙を抑えることができなかった。
最後には第2弾となるドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」を7月4日に公開することもサプライズで発表した。
