銀シャリ 念願の上方漫才大賞受賞 吉本へギャラ交渉を宣言「責任を持って上げていただきたい」
関西の上方演芸会で最も長い歴史を持つ「第60回上方漫才大賞」(ラジオ大阪、カンテレ主催)が12日発表され、漫才コンビ・銀シャリが大賞を初受賞した。
コンビ結成20周年の節目に新たな栄冠を手にし、橋本直は「ずっと欲しいと言っていた賞なので、ついに取れたって感じです」と感慨深げ。鰻和弘も「選んでもらえないと絶対に取れないものなので。よりいっそう嬉しいですよね、認めていただいたというのが」と、喜びを語った。
生放送でネタを披露後、会場には若手時代から憧れだという笑い飯が駆けつけ、VTRでも過去に同賞を受賞している先輩の中川家、海原やすよ・ともこや同期のジャルジャルから祝福された2人。中川家の剛からは「大賞取ったから銀シャリもギャラ上がるでしょう。言った方がいいですよ、言わんと動かないですよ」と、ギャラ交渉についてのアドバイスを受けた。
橋本は「僕らが上げて欲しいという気持ちよりも、後輩達に示しがつきませんので、上方漫才大賞取って、ギャラ上がらないんですか、上がり幅これだけですかって。自分らのためというよりは、後進のためにしっかり上げないと」と、猛アピール。「上方漫才大賞の歴史を背負って、責任を持ってギャラを上げていただきたい」と、吉本興業へ強い希望を出していた。
また同賞の新人賞は豪快キャプテン、奨励賞はヘンダーソンが受賞した。
