吉本新喜劇・山田亮さん死去 うっ血性心不全、51歳

 吉本新喜劇座員の山田亮(やまだ・りょう)さんが、うっ血性心不全のため、8日に亡くなっていたことが10日、分かった。51歳。広島市出身。葬儀・告別式は遺族の意向により、近親者のみで執り行う。

 山田さんは広島県広島市出身。1997年1月、オーディションに合格し、吉本新喜劇に入団した。同年4月に初舞台を踏み、借金取りの子分役などで数々の舞台に出演。特に辻本茂雄、平山昌雄とのローテーショントークは人気を博し、広島弁を生かしたキャラクターとその人柄は皆に愛された。

 昨年11月には上海コメディフェスティバルの吉本新喜劇公演にも出演。今年2月に地元・広島で開催された吉本新喜劇65周年記念ツアー広島公演が最後の舞台になった。今後も新喜劇への出演に意欲をみせていた中での旅立ちとなった。

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