広末涼子容疑者「本当に誰か撃って」 YouTubeで危うい心境「運転しててこのままドーンっていったら」
交通事故後に搬送された静岡県島田市の病院で看護師に軽傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された女優の広末涼子容疑者(44)が9日、送検された。広末容疑者を乗せた車両はカーテンやシャッターで覆われる厳戒態勢ぶり。同日夕には同所に戻った。また、広末容疑者が浜松市内のサービスエリア(SA)に立ち寄り、同乗の男性から運転を交代後、事故を起こしていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
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広末容疑者は、昨年12月から今年1月にかけて公開されたYouTubeチャンネル「Short Hope」で5回にわたってロングインタビューに回答。芸能界デビューして以来続いていた自身の不安定な思いや、陥っていた危うい精神状況について赤裸々に語っていた。
長男の子育てと女優業の両立に悩んでいた当時を回想した広末容疑者は、「長男がいなかったら、とっくに私は終わってると思います。人生諦めているというか、生きてないかもしれないと思います」と発言。「彼がいたから、生きなきゃとか、守らなきゃとか、働かなきゃとか、頑張らなきゃって思えたかな」と振り返った。
その上で「自殺とか自傷行為とかは本当に好きじゃないので、絶対そんなことはしたくないんだけど、本当に『誰か撃ってくれないかな』みたいな。運転してて『このままドーンっていったら、ちょっと病院で寝られるかな』みたいなとか、よぎっちゃうぐらい…」と、追い込まれていた当時の状況を生々しく吐露。結果として、今回の追突事故と重なるような思いを持っていたことも明かしていた。
また、芸能生活を通じての自身の姿を「うそも本当もありますけど…」とも告白。今後について「精いっぱいすることも大事だけど、無理してた部分をそぎ落としてもいいんじゃないかなとか、もう少し、理想の女優像じゃない自分の人生を生きてみたい」とも語っていた。
