【フジ】被害女性アナ 4日後、上司に号泣告白→激やせ、鬱で入院→発熱、蕁麻疹、痛み→PTSD診断、精神科に転科〈第三者委報告〉

 元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発した問題について、フジテレビは3月31日、第三者委員会の調査報告書を公表。中居氏による「性暴力」を認定した。被害女性は昨年8月で退社したフジテレビの元アナウンサー(Aアナ)であることも明らかに。事案発生後、重い症状に苦しんだ様子も報告された。

 トラブルがあったのは23年6月2日。中居氏が所有するマンションだった。6月6日にはデスクで突っ伏していたAの異変にアナウンス室長E氏(当時)が気付き、声をかけると、涙を流し始めたため、個室に移動して話を聞いた。Aは号泣しながら被害を報告。「誰にも言ってほしくない」「知られたら生きていけない」「仕事も続けていきたい」「負けたくない」などと訴えたという。

 仕事への強い意欲はあったが、Aのメンタルは混乱した状態で、6月10日、健康相談室を訪れ、「食べられない、ふらふらしている、仕事中も手が震える、力が入らない、眠れない、6月2日の時の食材を見たくない、思い出したくない、体も痛い」などの症状を訴えた。かなり痩せて食欲不振も激しく、医師は即入院が必要と判断。ベッドに空きがあった消化器内科に摂食障害や鬱(うつ)症状で入院し、体力を回復しながら精神科医の併診とする治療体制とした。

 23年7月下旬、女性が自傷行為をするなど病状が悪化。予定された退院は延期した。発熱、痛み、蕁麻疹、光過敏などの症状も出ていた。7月末、精神科に転科し、主治医は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断された。同9月上旬に退院した。

 Aは23年10月上旬、インスタグラムでPTSDを公表。入院していた時にベッドの上で自撮りした写真を添え、入院していたことも公表した。

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