【フジ】被害女性Aアナ「不快だった」 フジが紹介した中居氏の代理人弁護士に衝撃、Aアナの共演者を斡旋 上司Fアナも名前聞き「ショック受けた」
中居正広氏と女性のトラブルに端を発したフジテレビ問題で、公表された第三者委員会調査報告書は400ページ近くに及び、中居氏と被害女性Aアナがトラブルに至った前段、詳細経緯、フジの内情から発覚後の混乱までが詳細に記される、異例の内容だった。
被害女性の女性上司「アナウンス室部長F氏」(※報告書登場順のアルファベット、イニシャルではないとみられる)は、初期にAアナから被害内容を聞くことになり、酷い体調悪化で入院したAアナをサポートするフジ側の窓口を1人で任された。
重圧がかかる中で励ましたり、復帰に向けた準備を考えるも、フジ上層部は重要な決定にはF氏を入れず。認識が甘い上層部の無理な指示をブロックする一方で、会社の決定を伝えて、Aアナが号泣したこともあり、F氏は自身のメンタルもギリギリまで追い詰められたと証言。報告書では「心理支援の専門家ではない管理職が、PTSDを発症した部下とのコミュニケーションをひとりで担うことは困難であり、F氏の負担は大きかった」と指摘している。
一方でフジ側は、幹部B氏らが中居氏の依頼を受け、フジのバラエティ部門と長年関係が深い「K弁護士」を紹介。K弁護士と被害女性Aアナは共演経験があった。
K弁護士はフジテレビからの依頼と確認(B氏の認識は曖昧)して受諾していた。
第三者委は、Aアナがヒアリングに、自身へのデメリットはないものの、バラエティー部門、K弁護士および中居氏が一体として感じられ、不快であった旨を述べているとしている。
またF氏は、Aアナとも共演して面識があるK弁護士が中居氏の代理人に就任したことを事後に聞いてショックを受け、「私と守るものが違う」と述べたとしている。
第三者委は、Aアナからすれば、フジがAアナの対立当事者の中居氏サイドに立ったように見え、「女性Aより中居氏を守る」との印象を与え、B氏がK弁護士を紹介した行為を、Aアナへの二次加害とも評価し得ると指摘している。
