ユニコーンの奥田民生（５９）とシンガー・ソングライターの吉川晃司（５９）による新ユニット「Ｏｏｏｃｈｉｅ　Ｋｏｏｃｈｉｅ（オーチーコーチー）」が、プロ野球・広島東洋カープ公認の応援歌「ＯＫ」を制作したことが２８日、分かった。配信シングル第２弾で、マツダスタジアムで開催された開幕戦セレモニーで初披露された。

　広島市出身の同郷で同級生の２人は、２月に地元への恩返しを兼ねてユニットを結成。先月に配信された第１弾楽曲「ＧＯＬＤ」から間髪入れず、きょう２９日に第２弾楽曲「ＯＫ」を世に放つ。広島に本拠地を置くカープをファンとともに応援すべく、２人で共作した渾身（こんしん）の一曲で、チームや仲間を団結させ、勝利を導く熱い応援歌に仕上がった。

　開幕セレモニーでは２人が大型ビジョンにサプライズ登場。応援メッセージの上映後、カープ選手の入場時のＢＧＭとして「ＯＫ」が初披露され、今季初戦に挑む選手たちを音楽で送り出した。２人は「広島東洋カープを一緒に応援しようぜという思いで制作しました。選手たちに声援を送りながら、楽曲を聴いて覚えていただきたいです」とメッセージを送った。

　今年で還暦を迎える２人が組んだ「Ｏｏｏｃｈｉｅ　Ｋｏｏｃｈｉｅ」は、広島弁で「大人しゅうない　大人じゃけぇ」がコンセプト。新曲のリリースだけでなく、７月１２日の広島グリーンアリーナ公演を皮切りとした７カ所８公演を巡る全国ツアーの開催も決定した。広島から日本各地を盛り上げるべく、２人の「大人しゅうない」１年がさらに加速する。