テレ朝女子アナ、局から“ギャル”封印させられた過去ぶっちゃける「『根底から変えなさい!』って」 永野「こんなこと言っていいの?」
テレビ朝日の三谷紬アナウンサーが9日放送の同局系「ひっかかりニーチェ1時間SP」に出演。女子アナとしての生きづらさをぶっちゃけた。
普段は水曜深夜に放送しているが、この日は22時台に進出しての1時間SP。テレビプロデューサーの佐久間宣行氏、ダウ90000の蓮見翔がゲスト出演した。
佐久間氏は「僕はラジオだけ、最初やっていたから。ラジオって誤解されることないわけですよ。オレの人となりを知っていてくれてるから。オレが大体そういう奴か分かってくれる」と話した。それとは対照的に「テレビに出始めて、オレの文脈、ADからずっとやってきたのを知らない人たくさんいるじゃないですか。そうすると誤解はされていくから、こうやってタレントって苦しい思いするんだなっていうのは知った」とテレビでの難しさを吐露した。
「文脈なんか分からずに誤解されませんか?」と隣に座る三谷アナに問うと、「されます。いっぱいされます」と食い気味に即答。「我々、アナウンサーとしては佐久間さんみたいな人が出てくることで、発言しやすくなるし、テレビを見る人からの冷たい目線もなくなるから、期待しちゃってます」と話した。
さらに「局アナって会社の中で自分を咲かせるしかないんですね」とポツリ。MCを務めるお笑い芸人の永野が「そういう気持ちにさせられるの、教育で?」と尋ねると、「採用試験が終わってから、1年ぐらい研修を受けさせられるんですけど…。私なんかマインド、ギャルなんで『ウエーイ!』みたいな感じだったんで。『その根底から変えなさい!』って言われたんですよ」と局から個性を消すよう指導されたとぶっちゃけた。
「1回消させられたんですね。時代的にも、っていうのがあるんですけど。今の時代って“個性!個性!”みたいな時代になったので。急に『個性を出せ!』っていうふうに言われるようになるんですよ、会社に」とさらに方向転換を強いられたと明かした。「それを今こう体現すると、『アイツは局アナなのに、めちゃくちゃしゃべる』って。みんな気付いて!」と裏を知らない視聴者に呼びかけていた。
三谷アナの”暴走”に、永野は「こんなこと言っていいのか、ぐらいしゃべりますよね。ここでしゃべることなんか?それっていうね」と苦笑いで困惑していた。
