７日に放送されたＴＢＳ系ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た？」では、心麦（広瀬すず）が、松風（松山ケンイチ）とともに、黄色い外観のカフェでクリームソーダを飲むシーンがあったが、そのときの心麦の言葉にネットも首を傾げる声が上がった。

　この日は心麦と松風が、春生（リリー・フランキー）の手紙にあった産婦人科医の阿波山（井上肇）と助産師の高畑（大島蓉子）を訪ねる。

　阿波山のもとへ向かう途中、心麦は黄色い外観のカフェを見て何かを思い出す。そして阿波山と遭い、心麦はやはり林川歌だったこと、津寺井（鳥谷宏之）から守るため、赤沢（藤本隆宏）に協力し、出生証明書を改ざんし、春生の娘にしたという告白を聞く。

　ショックを受ける心麦だったが、帰りの車中で、気になったカフェに寄ってクリームソーダがあるか確認したいと言い出す。果たして、そのカフェにクリームソーダはあり「これ、注射のご褒美に飲んだ気がします」と言い出し、松風は「よく覚えてるね」。心麦は「ってことはやっぱり私は、林川歌なんですかね…」とつぶやく。

　心麦は生後半年で事件に巻き込まれ、そこから赤沢と阿波山の工作で“山下心麦”となる。注射というのは、予防接種の可能性もあり、そのたびに阿波山の産院に行っていたのか？だが幼い赤ん坊がクリームソーダを飲むとは考えにくく、ある程度大きくなってからの出来事と思われる。ならばなぜ、心麦は「やっぱり私は林川歌なんですかね」と言うのか。すでにこの時は「山下心麦」として生活しているはずで、辻褄が合わない。

　ネットでも「クリームソーダのくだりだけよく分からなかったなあ」「クリームソーダを飲んだのは何歳の時なのさ…発覚を恐れて、しばらくあの産婦人科のところで予防接種受けてたってこと？」「注射のご褒美にクリームソーダ飲んだ記憶がある…ってそれは既に山下心麦になってたんじゃないのかい？」「クリームソーダ飲んだ記憶があるって、３歳以上？引き取られたのって３歳以上なの？そんな感じだった？」「それがなんで『私は林川歌なんですかね』になるんだろう？え？」など、引っかかる人が数多くいた。