泉ピン子 まだまだピンピン 大暴れ50分間の“独演会”「死なないわよ、まだ」
女優の泉ピン子(77)が5日、都内で著書「終活やーめた。元祖バッシングの女王の『ピンチを福に転じる』思考法」(講談社)の発売記念会見を行った。
登場するといきなり独演を開始した。「こんなに(報道陣が)いらして、これが最後の取材だと思ってるんでしょ?私が死んだ時はこれを使うんでしょ?」と詰め寄り、「死なないわよ、まだ!」と一喝。風格たっぷりに笑いも誘った。
同書では終活よりピン活として、「ピンチをチャンスに変える活動」略してピン活についてつづった。自身の遺産などについて話が及ぶと「ハンカチ1枚やりたくない」ときっぱり。「親戚の親戚みたいな人に売れていない時にラーメン一杯おごってもらっていない」と言い、「ハンドバッグの裏にも名前を絶対に落ちないようにでっかく書く。書き終わるまで死なない」と宣言してさらに笑わせる場面もあった。
ピン子の大暴れは止まらず、全てのテレビカメラにどこの会社か聞き回り、「フジテレビ」と返答が来ると「頑張んなさいよ!本当に頑張りなさいよ」と熱くエール。「今日、手紙が来てたわよ。『ご迷惑をおかけして』って。なんか大変らしいわね」と思いやった。
現在は米大リーグのドジャース・大谷翔平選手に熱中。「私、大谷のチケット手に入るんですよ。私の自慢。私の夢はドームの席を見たら『あれ、泉ピン子じゃない?』みたいな感じでテレビに映りたい」と語った。
一方、ファンであるプロ野球・阪神については「聞く?いいわけないじゃない。監督も新しくなって。正直あまり期待はできない」と辛口。最終的に会見は予定時間を約20分オーバーし、約50分の“独演会”となった。
